先日、某企業様の社内研修で、会議の運営方法を改善する研修を行いました。
通常、会議と言うと、「進行役がどう上手に回すか」ということに意識が行きがちだと思います。
それももちろん大事ですが、同時に「会議は全員が責任を持つべきもの」という意識の共有が、
より大事だと思います。
というわけで、今回の研修では3回に分けて、まず1回目は「参加者全員の参加意識を高める」ことに
主眼を置きました。
その中で、今回特に行っていただいたのが「セルフチェック」です。
会議の中での自分はどうなのか?
どれだけ積極的に関わっているか。
何をしていて、何をしていないか。
「会議の参加度」を振り返って、5段階で評価していただくということをしました。
参加者としての望ましい行動を20個リストアップしたものです。
前半は自分のこと。後半は人の意見への対応や場全体への貢献で、
後半になるにつれて難しくなります。
みなさん、前半はできているという方が多かったものの、
やはり後半は「できていない」「意識してなかった」という声が多く聞かれました。
何かを変えていこうと思ったら、まずは現状をありのままに見て、気づくことが第一。
この気づきから、何を変えていったらいいかを受講者自ら考え、
最後は「会議のルール」と「会議運営計画」としてまとめることができました。
因みに、このチェックリストは当オフィスの作ですが、
「よくできてますね」というお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。
職場の会議に満足していないみなさん、まずは、自分の行動と体制を見直してみましょう。