「会議運営力向上研修」を行いました

ファシリテーションのことなら、神戸市の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は関西はじめ全国に対応

先日、某企業様の社内研修で、会議の運営方法を改善する研修を行いました。

通常、会議と言うと、「進行役がどう上手に回すか」ということに意識が行きがちだと思います。
それももちろん大事ですが、同時に「会議は全員が責任を持つべきもの」という意識の共有が、
より大事だと思います。

というわけで、今回の研修では3回に分けて、まず1回目は「参加者全員の参加意識を高める」ことに
主眼を置きました。

その中で、今回特に行っていただいたのが「セルフチェック」です。

会議の中での自分はどうなのか?

どれだけ積極的に関わっているか。
何をしていて、何をしていないか。

「会議の参加度」を振り返って、5段階で評価していただくということをしました。

参加者としての望ましい行動を20個リストアップしたものです。

前半は自分のこと。後半は人の意見への対応や場全体への貢献で、
後半になるにつれて難しくなります。

みなさん、前半はできているという方が多かったものの、
やはり後半は「できていない」「意識してなかった」という声が多く聞かれました。

何かを変えていこうと思ったら、まずは現状をありのままに見て、気づくことが第一。

この気づきから、何を変えていったらいいかを受講者自ら考え、
最後は「会議のルール」と「会議運営計画」としてまとめることができました。

因みに、このチェックリストは当オフィスの作ですが、
「よくできてますね」というお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。

職場の会議に満足していないみなさん、まずは、自分の行動と体制を見直してみましょう。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。