会議でお悩みの中小企業の経営者・管理職の皆様必見!否定的な意見が出て困る時の返し方

組織づくりと人材育成のことなら、実績あるファシリテーターにお任せを。自走型・自律型組織への組織変革、チームビルディング、リーダー育成、社員教育、会議・ミーティングの活性化をプロのファシリテーションの技術で実現します。心理的安全性を向上させ、社員の主体性とやる気を引き出し、持続的に発展する強い組織づくりを伴走支援します。神戸を拠点に関西、東海、全国で対面・オンラインでの研修に対応しています。

会議をしていると、こんな発言が出てきませんか?

「いや、それはいいと思うんだけど、難しいよね…」

「予算的に厳しいよね」

「やる人がいないよね」

「時間がないよね」

要するに、「それは無理」という意味の否定的発言。

特に、「金がない」「人がいない」「時間がない」は、「3ない」と私が呼んでいるもので、よく出てきます。

本当によく考えられた上で根拠があるならいいのですが、大抵は誰かの意見に「即答」で出てきます。

「即答」は、一見賢いかのように思われがちですが、本当は「考えていないだけ」だったりします。

こんな時、ファシリテーター(進行役)や参加者は、気圧されて黙ってしまいがちです。

そして、雰囲気がネガティブになってしまいます。

しかし、意見に少しでも可能性があるなら、ちゃんと検討しないともったいないです。

ですので、ファシリテーターとしては、こんな時、こう返します。

予算はいくらぐらいあればできそうですか?

今いる人で、どうやったらできますかね?

時間はどれぐらいかかりそうですか?

可能性の方に目を向けた質問をするのです。

リフレーミング」と言ったりします。

実際あったのですが、業務のルール変更を教育するのに「時間がない」と言った人に対して、

「時間はどれぐらいかかりそうですか?」と私が聞いたところ、

「…15分かな」。

拍子抜けしました。

「その15分、どこかで取れませんか?」

「…朝礼の時になら、できるかも」

ということで、話が進みました。

「無理、難しい」「◯◯がない」という否定的発言が出たら、そこで止まってしまわないように。

どうしたらできるか?」の方向で質問を返しましょう。

そして、一旦は検討してみましょう。

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この記事を書いた人

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井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員/ファシリテーター・人材育成コンサルタント。一人一人が主体的に動いて協力する「共創型組織」づくりの対話支援と研修を行っています。東京大学文学部卒。NHKディレクター、JICA、コンサルティング会社等を経て創業。神戸市在住。