社員のやる気が低いのはなぜ?

ファシリテーションのことなら、神戸市の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は関西はじめ全国に対応。

地域の中小企業で社内研修や対話支援をさせていただくことがよくあります。

が、正直、「手応えが悪いなぁ」と感じる時があります。

もちろん、私の力量不足という面もあるでしょうが、社員さんたちの「やる気」がそもそも低いと感じられる時です。

そして、そうした社員さんたちに直接話を聞いていくと、見えてくることがあります。

それは、「社長に対して不満を抱いている」ということです。

それも、昨日今日の話ではなく、何年も積み重なった経験の上での話であり、年々悪くなっていることが多いです。

となると、研修も対話支援も、「やらされ」感で参加しているだけです。

一向に、自分ごととして頑張る、目標を達成するという気概が生じてきません。

社長と社員の信頼関係。

これが組織づくりのベースであり、これがないところでは、いくら立派な経営計画や目標管理や評価制度や社員教育を導入しても、成果は出ないでしょう。

ということを、つくづく感じます。

社長さんたちは、自分のあり方、言動を見直し、反省して、社員に協力を仰ぐ。

私のようなコンサルタント的立場の人間は、社長さんに自省を促す。

ということが、社員も社長も幸せな組織をつくっていく上で欠かせないと、自戒を込めて思います。

社員のやる気が低いと経営者が嘆く時、自分が社員に信頼されていないのではと疑ってかかった方がいいでしょう。

トップとメンバーの信頼関係。

どんな組織でも、そこが根本的に大事ですし、私もそれを築くご支援をこれからもしていきたいと心を新たにします。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。