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十六総合研究所主催
「新任管理職のための新リーダーシップセミナー」
6月23日(火)13:30〜16:00(オンライン開催)
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経営者・管理職等のリーダーで、会議やミーティングの進行をされる方は多いと思いますが、「なかなか意見を出してくれなくて困る」という声をよく聞きます。
あなたの会議では、参加者は意見を出してくれていますか?
意見を出してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
私自身、いろんなミーティングにメンバーとして参加しますが、意見を言うのが一部の人だけになっていることがよくあります。
先日参加した、ある経営者団体の企画会議もそうでした。
わずか10人ぐらいの分科会だったのですが、意見を求めても1人、2人しか話しません。
そのうちの一人は私です(笑)。
参加者の時は積極的に話し、周りにとって話しやすくするのがファシリテーションだと思っていますので。
その時の司会の方は、「何か意見はありませんか?」とは聞いてはいました。
しかし、それは全体に向けた呼びかけで、あまり効果がないことがよくあります。
それでは出てこなかったので、間を埋めようと司会自身が長く話してしまうという典型的なパターンに陥っていました。
そこで、しびれを切らした私(笑)が、「ちょっとよろしいですか?みなさんのご意見を聞いてみたいんですが、お一人お一人聞いてみてはいかがでしょうか?」と、司会の方に向けました。
(いきなりみんなに私が振るのではなく、あくまで司会者を尊重して判断を委ねました)
そうしたら、「では、○○さん、どうですか?」と一人ずつ聞いてくれ、みなさん自分の意見を言ってくれました(ない人はないで、それも明らかになりました)。
やっぱり意見はあったのです。
ただ、まだ気軽に言える関係・場ではなかったため、自分から言い出せる人が少なかっただけなのです。
そんな場合は、様子を見ていて、「一人一人に振る」(意見の機会を与える)に切り替えないといけません。
社内の会議でも、場ができていなければ、「何か、誰か、意見はありませんか?」だけでは意見が出ないことがよくあります。
単純なことですが、はっきりと一人一人に振っていくことが大事なのです。(放っておいても言ってくれる場なら不要ですが)
「一人一人の意見を聞きたいので、順番にお願いします。ない人はない、で結構ですので」等と言えばいいでしょう。
ファシリテーター型リーダーの第一歩は、「一人一人に振る」ことから。
単純なことですので、是非心がけてください。
お読みいただき、ありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください!