「社員の本音」がわかるシンプルな一つの質問

ファシリテーションのことなら、神戸市の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は関西はじめ全国に対応。

経営者の皆さん、社員が本当のところどんな気持ちで仕事をしているのか、気になりませんか?

・待遇には満足しているのか?

・会社に愛着を感じてくれているのか?

・上司と部下の関係は良いのか?

・お互いに助け合っているのか?

・前向きに良い仕事をしようとしているのか?

組織は「人が宝」と言います。

社員が会社に愛着を持ち、仕事にやりがいを感じてくれていれば、それが成果につながり、業績が向上します。

しかし、人が多くなれば、社員一人一人の心の中は見えにくくなるもの。

気づかないうちに不満が高じていて、突然退職という事態も起きることがあります。

そうならないようにするには、社員の「本音」を知ること、言わば「組織の健康診断」が時に必要です。

詳しく診るには沢山の調査項目が必要ですが、まず、大雑把に社員の会社に対する愛着度や貢献意欲を測るシンプルな質問があります。

その質問とは…

あなたは、この会社を職場として、家族、友人、知人に勧めたいですか?

これを10段階評価で点数をつけてもらいます。

0〜6点が批判者

7〜8点が中立者

9〜10点が推奨者

スコア=推奨者の割合ー批判者の割合 となります。

これは「従業員エンゲージメント」を測る指標で、eNPS(Employee Net Promoter Score エンプロイー・ネット・プロモーター・スコア)」と言います。

人は、人に何かを勧めるには、本当に自分がそれをいいと思っていないとできませんよね。その心理を活用した、効果的な質問です。

大雑把ではありますが、社員の会社に対する本音を知ることができます。

また、追加で様々な角度から質問を加えることで、具体的にどこに不満を感じているのかを知ることができます。

例えば、業務量、業務のやりがい、報酬・評価、上司との関係、同僚との人間関係等の項目があります。

因みに、当社では組織全般に関わる20の項目を網羅し、100点満点で計測できるようにサーベイを作っています。

調査はあくまで、状態を可視化するためであり、本当の目的はそれを元に社員の意見を聞き、対策を考え、改善していくことにあります。

そうすることで、従業員エンゲージメント、即ち、社員の愛着度を向上し、組織風土を生産的なものに変えていきます。

「自社の状態を知りたい」を思われた経営者の方、是非お気軽にご相談いただければ幸いです。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。