ファシリテーションは泥臭いもの

ファシリテーションのことなら、岐阜県唯一の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は岐阜、愛知、名古屋、東海地方はじめ全国に対応。

ファシリテーションというと、何かスマートに会議を進行していくイメージがあると思いますが、実際の現場ではもっと泥臭いものです。

先日も、ある中小企業さんで業務改善の話し合いを仲介しましたが、社長さんは社員さんが話すとすぐに「それは…」と言って自分が話し始めて止まらず、同じ話を繰り返します。

社員も辟易としているところ、私が「ちょっと聞いていただけますか」と何度も止めて、社員が話す時間をつくりました。

質問によってお互いの認識の違いや、問題の所在を明らかにして、「つまり、こういうことでしょうか?」「これでいいですか?」と、一つ一つ確認を積み上げていきました。(でないと話が蒸し返されるので…)

その結果、長年やっていたムダな作業をなくし、社員の負担を減らす措置を取り、疎かだった予算管理に注力する時間をつくることと、今後課を超えたミーティングを社員が自主的に行なっていくことが決まりました。

当事者だけだと、思い込みがあったり、社長、及び社員同士で話し合うことを諦めてしまったりして、その結果問題がこじれてしまうことがままあります。

外部の支援者が仲介することで、お互いの意見と理解を促進し、問題解決を円滑にすることができます。

今回は、社長さんの話を止めるのが大変で3時間かかりましたけどね(笑)。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。