ミーティングの上手な始め方(一歩先のファシリテーション)

ファシリテーションのことなら、岐阜県唯一の専門家にお任せを。ファシリテーションとは会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーターとは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は岐阜、愛知、名古屋、東海地方はじめ全国に対応。

会議やミーティングでファシリテーターを務める際、冒頭で、こんな始め方↓をしてないでしょうか?

「おはようございます。○○会議を始めます。よろしくお願いします。では、最初の議題ですが、え〜っと…」

事務的な感じで、淡々と話し、いきなり本題に入る。

さらにひどいと、表情もなく、ボソボソと、ダラダラと、下を向いたまま元気なく話す。

これをお読みのあなたは違うと信じたいですが(笑)、世の中には結構多いのです。

これで活発に、自由に意見を出してくださいと言っても無理な話です。

参加者は、悪気はなくても受け身になりがちなので、会議の冒頭では「意識づけ」が必要です。

その日の目的や議題を説明することもありますが、その前に、「ムードをつくる」ということをした方がいいです。

初対面の場だったり、緊張感が強い場合はまずは「リラックス」させる。

その上で、「一緒に実りある場にしよう」という趣旨の呼びかけをする

例えば、こんな呼びかけです。

「おはようございます。○○会議を始めます。今日も効率良く生産的な会議にしましょう!ご協力お願いします。」

「みんなの知恵でいいアイディアを出していきましょう!」

「意味のある会議にするためには皆さんの貢献が必要です。みんなの力でいい会議にしましょう」

等です。

どんな言葉を選ぶかは、その会議や参加者の状況に合わせてアレンジしていただければいいのですが、大事なことは、ただ事務的に始めるのではなく、こうした「意識づけ」のメッセージをかけ、前向きで協力的なムードをつくることです。

そのためには、もちろん、言葉の内容だけではなく、声の力、表情、その元になる「マインド」が前向きで活発である必要があります。

あなたのマインドはどんな状態でしょうか?

ルーティン会議ほど事務的になりがちだと思いますが、進行役は始める前に少し立ち止まり、「この会議をどんな場にしたいのか?」を自問自答して臨んでみてください。

お読みいただき、ありがとうございます。

今日も良い一日をお過ごしください!

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。