心理的安全性の高め方~話しやすい会議にするコツ(5)話すだけではなく○○○を

ファシリテーションのことなら、神戸市の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は関西はじめ全国に対応。

心理的安全性の向上には「可視化」!

「意見を出してもらえない…」

そんな会議で話しやすい雰囲気をつくるには?

心理的安全性」を高める工夫、まだあります。

それは…「可視化」です。

ファシリテーションのことなら、岐阜県唯一の専門家にお任せを。ファシリテーションとは会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーターとは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、風土づくり、チームビルディング、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は岐阜、愛知、名古屋、東海地方はじめ全国に対応。
ファシリテーションのコツの一つ、可視化(板書)。アジェンダに沿って意見を書く。

意見をボード等に書いて、全員に見えるようにすることです。

ファシリテーターは知っておきたい可視化の方法・コツ

方法は色々あります。

・黒板やホワイトボードに誰かが手で書く。

・一人一人に付箋に書いてもらってボードや壁に貼る。

・PCを使えるなら、プロジェクターにつなげて、エクセルやパワーポイント等を使う。

・どれも難しい時は、大きめの紙に誰かが記録して見せながら話す。

やったことない方は、えー、面倒臭いなぁと思われたかもしれません。

わかります。

確かに、議事録を取るように発言全部を書くと大変です。

でも、その必要はありません。

要点やキーワードだけでいいですし、発言の中でも「対策」(どうすればいいかの解決策)だけでもOKです。

(そもそも人の発言には、愚痴や不満や冗談や細かい事情説明やら色んなものが混じりがちですので、純粋な意見=「対策」を抽出するよう心がけましょう)

なぜ、「可視化」が心理的安全性の向上に?

なぜ、「可視化」が心理的安全性に関係するのか?と思う方もおられるかもしれません。

「可視化」は普通、情報を整理するために行うものですが、実は、心理的安全性の向上のためにもやった方がいいのです。

なぜかと言うと、書くことで、「人と意見を切り離す」ことができるからです。人が議論する際、ファシリテーションで大事なポイントです。

可視化すれば、みんながボードやスクリーンや紙の方を見て、人ではなく、書かれたものに向かって話すことができます。この「同じ一枚の絵を見て話す」ことが大事です。

そうすると、「このアイディアはいいね」とか「これはちょっとどうかなぁ…」と、客観的に物が言いやすくなります。

もし、これが書かれていないと、どうなるでしょう?「人」に対して向き合うことになり、意見を批評しづらくなり、批評すれば感情的になりやすくなってしまいます。

ですので、「人と意見を切り離す」方がよく、そのためには「可視化」が必要になるのです。

難しく考えず、書いてみましょう〜ファシリテーションの第一歩

苦手だと言う方が多いですが、本当に単語を拾うだけでもいいですし、字も綺麗でなくていいです(私も字は汚いですw)。

また、自分が苦手なら、誰かに得意な人に書いてもらってもいいですね。

とにかく書くこと、みんなでそれを眺めながら話すことが会議の心理的安全性を高めてくれます。

「可視化」、是非トライしてみてください。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。