心理的安全性の高め方~話しやすい会議にするコツ(3)反応

ファシリテーションのことなら、岐阜県唯一の専門家にお任せを。ファシリテーションとは会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーターとは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は岐阜、愛知、名古屋、東海地方はじめ全国に対応。

「意見を出してもらえない…」

そんな会議で話しやすい雰囲気をつくるには?

心理的安全性」を高める工夫、実はまだまだあります。

その一つ、実に単純ですが、重要なことをお伝えします。

それは…「反応」です。

人が話している時は、聞く人は「聞いてますよ」という反応を示しましょうということです。

これがない会議が多く、そうなると話す側は話しづらいのです。

反応のアクション、具体的には3つあります。

①「アイコンタクト」
②「うなづき」
③「あいづち」
    です。

話している人の目の方を見ること。
うなづくこと。
「なるほどー」とか「うん、うん」「いいですねー」「ありがとうございます」と軽く相槌を打つことです。

これを、まず進行役(ファシリテーター)が率先して行うこと。

そして、参加者にもお願いしましょう。

誰かが話している時はアイコンタクト取って、うなづいてあげると話しやすいですよ」とか「聞いてますよ、という反応をお願いします」等と。

これでかなり雰囲気は変わります。

自分が会議で話す時のことを想像して下さい。

周りが下を向いていたり、ずっと資料を見ていたり、スマホをいじっていたり、無表情・無反応だったら話しにくいですよね?

残念なことに、こういう「無反応」って日本ではよくあります。

無反応の本人たちは、(耳では)聞いているつもりかもしれませんが、話す人にとっては「聞いてもらってる気がしない」のです。

これはオンライン会議では特に顕著になります。

話しやすい雰囲気をつくるには、聞く側の「反応」がとても大事になります。

これまで意識したことがなかっただけという方が多いと思いますので、まずは意識してもらいましょう。

一度言っても、また元に戻っていたら、

反応、お願いしますね!」と。

会議の心理的安全性を高めるために、是非トライしてみて下さい。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。