<この投稿は中小企業の経営者や管理職をはじめ、組織で働く皆様、地域活動に勤しむ皆様に向けて、建設的なコミュニケーションの知恵を届ける目的でお届けしています>
皆様、こんにちは。
合同会社ひとのわ代表社員の井坂泰成です。
と言っても、8日に設立したばかりの俄か代表ですが…一応法人の体を整えたことで、これまでの個人事業主時代とは違ういい意味での緊張感があり、身の引き締まる思いがしています。
どうぞ、ご指導ご鞭撻、応援の程、よろしくお願い申し上げます。
法人化初めての投稿でお伝えしたいこと。
それは企業であれ、その他の組織であれ、およそ人と人が一緒に働く上で一番大切なこと、と私が考えることです。
結論から申し上げると、それは…
「お互いを知ろうとすること」です。
何かすごいテクニック的なことを期待した方には肩すかしのようかもしれません。
しかし、この単純なことが本当にできていないのが世の常だと思います。
ろくに会話をしていない、話し合っていないという職場をたくさん見てきました。
「社員が何を考えているのかわからない…」という経営者さん。(→だったら聞きましょうよ、と思うのですが…)
「他の課員がどういう状況かわからない…」という課長さん。(→聞いていい立場だと思うのですが…)
問題がずっと放置されているのに、それについて話し合わない。
それ以前に、お互いがどんな人なのかもよくわからない。
という事が大なり小なりいろんな会社、職場で起きています。
それが、結局、長い目で見た時に、効率化や生産性向上の妨げになっています。
改善のための話し合いをしないから、いつまでも一人一人がバラバラに、非効率的に頑張らないといけないという悪循環が生まれてしまっているのです。
「目の前の仕事に忙しいから」と仰る方がよくいますが、そういう方には「急がば回れ」だとお伝えしたいです。
一見無駄に見えるかもしれない雑談や話し合いが組織力向上のための「投資」であって、自分たちで課題解決・改善活動を重ねていける組織を作ってくれます。
実際に、私が入って少し話し合いの時間を持つだけで、長く放置された問題を解決することができたり、若手社員からいいアイディアが沢山出ることがよくありました。
組織の生産性向上の鍵は「話し合える関係づくり」だと私は思っています。
そのためには、まずは「お互いを知ること」が大事です。
どんな人なのか?
どんな状況なのか?
何を考えているのか?
特に、上の立場の人から、自分から心を開いて話しかけ、相手のことを知ろうとすること。
それが、信頼関係をつくり、問題についても話し合える土台をつくり、
長い目で見た組織の強い足腰をつくってくれます。
もし、あなたの身の回りに「どんな人だろう?何を考えているのだろう?どうなっているのだろう?」と思う人がいたら、理解しようとして聞いてみませんか?
そこで聞けたことと、その関わり自体が、「強い組織」に向けた変化のキッカケになると思います。
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発行責任者:合同会社ひとのわ
代表社員 :井坂泰成
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