経営者の皆さんであれば、経営上の目標を持って、その達成に取り組まれていることと思います。
また、最近の物価高等による難しいビジネス環境の中で、様々な経営課題に直面していることでしょう。
そういう意味では毎日が挑戦と言えるかもしれませんが、私がここで言う「挑戦」は、少し意味合いが違います。
単に目標を持つことや何かの課題に取り組むこと以上に、「新しいこと」や「苦手なこと」に取り組むことを言っています。
ー 魅力を感じながらも、不安から躊躇していること。
ー 忙しさを理由に、ついつい後回しにしがちなこと。
ー 自分が苦手意識を持つことやあまり向き合ってこなかったこと。
例えば、社員と向き合って対話することだったり、数字を正確に把握して現状を認めることだったり、自分の成長に必要な勉強をすることだったりです。
決して大きなことを語ることばかりが挑戦ではなく、地味で小さなことでも、目の前のことばかりではなく、長い目でみた時に必要不可欠な問題にちゃんと向き合って取り組むことが、実は本質的な意味での「挑戦」だと私は思っています。
言わば、「自分との闘い」ですね。
私自身のことで言うと、例えば、支援内容や教材を考えることは大好きですが、健康管理や数字と向き合うことが苦手です(笑。
そういうことを疎かにせず、きちんと習慣化していこうとしています。
誰しも、自分が好きなこと、得意なことをするのは楽です。
ついついその方向で頑張ってしまいます。
でも、それは「挑戦」と言えないのではないでしょうか。
あなたが、後回しにしていることや避けていることは何ですか?
それをそのままにしておくと、どうなっていくと思いますか?
是非、今一度見直して、小さなことから挑戦してみてはいかがでしょうか。
その一歩が、必ず変化を生み、成長へのベクトルを上げてくれると思います。

