私は争いごとが嫌い。
平和で仲の良い状態が好き。
周りの人々、社会全体が平和であってほしい。
もう一つ。
私は抑圧されるのが嫌い。
自由でありたい。
他の人々にも自由であってほしい。
一人一人が自由に自分を表現して、なおかつ、全体としての調和が取れている状態。
あらゆる関係、グループ、組織、そして、社会全体がそのような状態になったらー。
それが私の願っていることです。
きっと、私だけではなく、程度の違いはあれ、みんな同じ願いを持っていると思っています。
実際には、私たちは、集まれば、なかなか自分の思いを正直に表すことが難しかったり、出せば出したで対立になったり、そもそも対立を恐れて沈黙するということがありがちです。私自身もそうでした。
アフリカで援助事業のマネジメントをしていた時、最初は、何もわかっていない自分が一方的に指示して反発を喰らったり、依存的にさせてしまったり、現地の人々との関係づくりやコミュニケーションに苦心しました。
逆に、毎朝ミーティングをしっかり行い、冗談も交えて会話し、彼らの意見に耳を傾けるようにしてからは、チームワークが向上し、物事が順調に進む、心地よい状態が生まれました。
私たち人間が集団で上手に活動するには、一人一人の自由を守りながら、全体としての調和、利益、最適な状態を図る「知恵」が必要だと思っています。
その知恵が、私にとっては「ファシリテーション」。
対話の場をつくり、仲介し、促進する技術です。
一人一人の思いを尊重しながら、全体として調和できる道を探りたい。
私がなぜ「ファシリテーション」をしているのか?
というと、そんな思いがあるからです。
今日のブログで、なぜ、突然こんなことを書いたのかと言いますと、実は、昨日、ある講座で「ゴールデンサークル理論」に触れたからです。
前から知ってはいたものの、この動画↓を見て、「WHY」(あなたがそれをしている理由)から始めることの大切さに気づき、自分でもあらためて考えて伝えてみたいと思いました。
「HOW」「WHAT」は、また続きで書きます。
お読みいただき、ありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください!