よくあるNGな「聴き方」ワースト5

ファシリテーションのことなら、岐阜県唯一の専門家にお任せを。ファシリテーションとは会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーターとは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は岐阜、愛知、名古屋、東海地方はじめ全国に対応。

社員・メンバーと信頼関係を築き、やる気を引き出すには「傾聴」。
話をしっかりと聴いてあげることが大事です。

そんな事はわかっている。
と思う人でも、ついついやってしまいがちな「NGな聴き方」があります。

そのワースト5とは?

スライドにしてみました。

1〜3は、説明の必要がないと思います。

4の助言は「え、アドバイスしたらいけないの?教育することも必要でしょ」という声があるかもしれません。

確かにそうですが、問題なのは「最後までよく聞かずにすぐ助言や教育をすること」です。

解決策をこちらが知っているという前提で「あぁ、それはこうすればいいんだよ」と答えてしまう。

もちろん「コピー機の操作の仕方」とか、そういう単純な事ならそれでいいのですが、悩み事や相談事や意見を言う場合に、聴く側が即判断して助言するのは、相手のことをよく理解しようとしていないことですし、相手にもそう映ります。

もう一つの問題は、即助言していると、「相手に考えさせる」ことができなくなるということです。

じっくり聴くことは相手が問題について詳しく話すということとイコールですが、それによって相手がどこに本当の問題があるか、ならばどうすればいいかに気づくことがあります。

そこまで待ってあげると、相手の力を引き出してあげることになり、ベストな聴き方になります。

最後の話を取ってしまう「泥棒」は、少々ならご愛嬌ですし、聴き手も自分のことを話すことで会話が活性化する面もありますが、相手が話を聴いてほしい場合に「取りっぱなし」になるのはNGですね。

もし、自分の話をしたとしても、なるべく速やかに「それで?」と返しましょう。

相手が「しっかりと聴いてもらえた」と感じられる聴き方で、信頼関係を築き、問題解決をスムーズにしましょう。

お読みいただき、ありがとうございます。

今日も良い一日をお過ごし下さい!

読者登録、よろしくお願いします。

メルマガ登録

週1回程度、役立つ情報をお届けします。よろしければお気軽にご登録ください(解除はいつでも可能です)。

メルマガ登録

週1回程度、役立つ情報をお届けします。よろしければお気軽にご登録ください(解除はいつでも可能です)。

この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。