人前で話す時に緊張しない方法

ファシリテーションのことなら、神戸市の専門家にお任せを。ファシリテーションとはアジェンダを整え、会議を円滑に進行し、チームの力を最大限に引き出すこと。ファシリテーター(支援型リーダー)とは単なる司会ではなく意見とやる気を引き出す役割。中小企業等の組織活性化、心理的安全性の向上、風土づくり、チームビルディング、リーダーシップ、SDGsの促進等に必須のスキルです。管理職等の人材育成、社員教育に、その意味や手法、コツを研修や講座でお教えします。オンライン会議、WEB会議も対応。地域は関西はじめ全国に対応。

大勢の社員に話をする経営者の方。

会社の商品をプレゼンする営業社員の方。

またまた、講師として登壇する方。

人前で話す時に緊張しませんか?

と聞かれると、多くの方が「Yes」と答えると思います。

私も登壇する身として、最初の頃は今よりずっと緊張していましたし、今でも研修の冒頭は緊張します。

適度な緊張はいいのですが、強くなりすぎると呂律が回らなくなったりするので、パフォーマンスを落としますよね。

では、どうしたら緊張しないで話せるでしょうか?

私なりに思うコツをご紹介します。

まず、「から」です。

⒈ 深呼吸する

⒉ 体をほぐす、歩く

⒊   笑う(鏡に向かって口角を上げる)

これらはあくまで応急処置ですが、役立ちます。

次いで、「準備」です。

自信がない時に緊張するのは当然のことなので、準備をできるだけしておきます。

⒈ 内容・構成をしっかり計画しておく

⒉ イメージトレーニングをしておく

  ⇨ゆっくり落ち着いて話している自分

  ⇨聞き手としっかりやり取りしている自分

  ⇨止まってしまってもリカバーしている自分

  そんな姿をイメージしておきます

⒊ 冒頭は実際に練習しておく

最後に、やはり、根本は「意識」です。

なぜ緊張するのか?

を紐解いていくと、

自分に意識が向いている」からなんですよね。

「上手くやれるか?」「どう評価されるか?」が気になっている状態に、無意識のうちになっているわけです。

そこを解くには…

自分のことは忘れ、相手に意識を向ける」が一番です。

それには、こんな意識を持つ(独り言)といいです。

⒈ 主役は聞き手。私は単に伝える役目にすぎない。

⒉    みんなが関心があるのは内容であって、私のことではない。

⒊    少しでもみんなの役に立てればそれでいい。

⒋    みんな、私の敵ではなく味方。

⒌    一期一会の時間を一緒に楽しもう

そして、実際に話すときは、一人一人の目を見て、ゆっくり、しっかり届けようと思いながら話すこと、です。

自分が何のためにそこにいるのか?

自分が評価されるためではなく、相手にとっての目的(「学び」等)があるはずです。

自分が話をするのは、自分よりも大きな目的のため。

そこに意識を向けましょう。

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この記事を書いた人

井坂 泰成

合同会社ひとのわ代表社員。ファシリテーター・人材育成コンサルタント。東京大学文学部卒。NHKディレクター、国際協力NGO・JICA、コンサルティング会社等を経て創業。ファシリテーションスキルと元マスコミならではのわかりやすい説明力で、組織や地域における「対話」の支援とファシリテーションや支援型リーダー育成研修等の人材育成を行っています。